弥生、会計事務所向け「記帳代行AI」オープンβを無償提供
技術関連AI Watch
弥生会計記帳代行国内サービスLLM活用
弥生が10月23日、会計事務所向けの「弥生の記帳代行AI」をオープンβとして提供開始した。LLM と自社の記帳エンジンを組み合わせ、領収書や通帳・カード明細をアップロードすると仕訳を自動生成する。弥生PAP会員は無償で利用できる。
何が発表されたか
- 弥生が「弥生の記帳代行AI」を2026年10月23日にオープンβへ移行。2026年8月のクローズドβを経た公開となる。
- 大規模言語モデルと弥生独自の記帳エンジンを組み合わせ、アップロードされた領収書・通帳明細・クレジットカード明細を分類して仕訳を自動生成する。
- 混在した100件程度の書類のアップロードが数分で完了するとしている。
- 重複が疑われる領収書画像を並べて比較できる機能を搭載。
- 書類回収のクラウド基盤「ZEXT」と連携し、収集済みの書類を取り込める。
- 弥生PAP会員は全員無償で利用可能。
実務への影響
- フリーランスのWeb制作・EC支援の立場だと、直接の利用者ではなく「顧問税理士側のワークフローが変わる」話として効いてくる。記帳代行の前提が画像アップロードになるなら、領収書・請求書の渡し方(PDFの命名やまとめ方)を先に揃えておくと詰まりにくい。
- 自分の経費処理についても、紙を溜めずに月次でスキャンして渡す運用に寄せるほうが、事務所側の自動化と噛み合う。
- 「重複領収書の並列比較」が機能として立っている点が示唆的で、生成AIを業務に入れる際の価値は生成そのものより検算・突き合わせにあることが多い。自分の案件で AI を入れるときの着眼点としても参考になる。
補足
本件は AI Watch(インプレス)の報道にもとづく。弥生による公式発表は未確認。
