
Vercel、プロジェクト設定ファイルに vercel.toml を利用可能に
VercelNext.js設定ファイルTOMLデプロイ
Vercelが、プロジェクト設定をTOML形式で書ける vercel.toml に対応した。vercel.json と同じ設定項目をサポートし、コメントを書けてネストが浅くなる点が利点として挙げられている。全プロジェクトで利用可能だが、vercel.toml / vercel.json / vercel.ts のいずれか1つだけを使う必要がある。
何が発表されたか
2026年11月2日、VercelがChangelogで、プロジェクト設定をTOML形式で記述する vercel.toml のサポートを発表した。
vercel.tomlはvercel.jsonと同じ設定プロパティをサポートする- TOMLはコメントを書ける点と、
vercel.jsonに比べて構造がフラットになる点が利点として挙げられている - 公式の例では Services の構成として
frontendとbackendを分け、[[rewrites]]で/api/(.*)をバックエンドへ、それ以外をフロントエンドへ振り分ける書き方が示されている - プロジェクト設定ファイルは
vercel.toml/vercel.json/vercel.tsのうち1つだけを使うこと - 全プロジェクトで利用可能
開発者への影響
既存プロジェクトに必須の対応はないが、設定ファイルの見通しを良くしたい場合の選択肢が増えた。
vercel.jsonはコメントが書けないため、リライトやヘッダーの意図をコード側にメモできなかった。vercel.tomlに移せばコメントで残せる- rewrites や headers が増えて JSON のネストが深くなっているプロジェクトでは、記述量と可読性の面で移行の効果が出やすい
- 設定ファイルは併用できないため、移行する場合は既存の
vercel.jsonを残したままvercel.tomlを追加しない。どちらか一方に寄せる - 設定項目自体は同じなので、移行は形式の書き換えにとどまる。チーム内でレビューしやすい形式を選べばよい
