Vercel AI Gateway、Kimi K3.1 Pro と高速版を追加
VercelAI GatewayKimiMoonshot AIモデル追加
Vercel が AI Gateway に Moonshot AI の Kimi K3.1 Pro と Kimi K3.1 Pro Highspeed を追加した。単一の API キーでアクセスでき、ゼロデータリテンション、支出トラッキング、リクエストトレースに対応する。
何が発表されたか
- Moonshot AI の Kimi K3.1 Pro と、低レイテンシ版の Kimi K3.1 Pro Highspeed が Vercel AI Gateway 経由で利用可能になった。
- AI Gateway の共通仕様どおり、プロバイダごとに契約せずに Vercel の API キー1本で呼び出せる。
- ゼロデータリテンション(ZDR)、支出トラッキング、リクエストトレースに対応。
開発者への影響
- OpenAI / Anthropic / Google 以外の選択肢を、コード変更をほぼ伴わずに試せる。AI SDK 経由ならモデル識別子の差し替えだけで比較検証ができる。
- Highspeed 版が同時に入ったことで、「精度優先の処理」と「体感速度優先の UI 応答」を同一ゲートウェイ内で振り分ける構成が組みやすい。チャットの一次応答を Highspeed、バッチの要約を通常版という使い分けが現実的。
- 支出トラッキングがゲートウェイ側にあるため、クライアント案件でモデル費用を按分したい場合の実績値が取りやすい。受託で AI 機能を載せるときの見積り精度に直結する。
- ZDR 対応は、顧客データを扱う案件でモデル提供元に学習利用されないことを説明する材料になる。中国系モデルの採用は顧客側の社内規程で止まることもあるため、事前確認は必要。
利用条件
Vercel AI Gateway の既存の課金体系に従う。詳細な単価と対応リージョンは Vercel のモデル一覧ページを参照。
