
OpenAI、分類・振り分けに特化した「Decisions API」をベータ公開
OpenAIAPIDecisions APIエージェント
OpenAIがgpt-6-lunaを使う「Decisions API」をベータ公開した。テキストと画像を型付きの回答に変換し、Responses API比で10倍高速とされる。分類やルーティング、エージェントの次アクション選択に向く。同日、API利用ティアも5段階から3段階へ簡素化された。
何が発表されたか
OpenAIが2026年10月6日、APIチェンジログで「Decisions API」のベータ提供を告知した。
- 使用モデルは
gpt-6-luna。 - 位置づけは「テキストと画像を型付きの回答(typed answers)に変換する」API。
- 速度はResponses API比で10倍高速とされている。
同日のチェンジログでは、API利用ティアの変更も告知された。従来の5段階から「Build / Launch / Grow」の3段階へ簡素化され、クレジット購入額に応じて自動的に昇格する。レート上限はモデル単位で確認できる。
開発者への影響
分類、振り分け、エージェントの次アクション選択といった「選択肢があらかじめ決まっている処理」を、生成テキストのパースなしに扱える。JSONの整形崩れに備えたリトライ処理を減らせる見込みがある。
想定される使いどころ。
- 問い合わせメールのカテゴリ分け
- 画像を含む商品データのタグ付け
- エージェントのルーティング判定
ただしベータ提供であり、対象プラン、価格、レート上限、正式提供の時期はいずれも出典に記載がない。本番へ組み込む前に、自社アカウントで利用可否とレート上限を確認する必要がある。
利用ティアの簡素化は、少額から使う個人や小規模事業者にとって、自分がどの段階にいて次に何が解放されるかを把握しやすくする変更といえる。既存の実装に対する破壊的変更は出典に記載がない。
