
ChatGPT、画像生成中に出す新広告フォーマットを米国でテスト
ChatGPTOpenAI広告計測EC
OpenAIが、ChatGPTで画像を生成している最中に表示するビジュアル広告フォーマットを発表した。10月中に米国の一部広告主でテストを始める。あわせてデータ連携・アトリビューション・増分効果の計測パートナーを拡張し、ブランド適合性の第三者評価パイロットも開始する。
何が発表されたか
- OpenAIは、ChatGPTで画像を生成している最中に表示する新しいビジュアル広告フォーマットを発表した。商品そのものや使用シーン、その商品で可能になる体験を画像で見せる形式。
- 広告には明確なラベルが付き、生成中の画像とは分離して表示されるとしている。
- テストは「今月後半」に米国で、初期の一部広告主を対象に開始する。
- 計測面も拡張する。データ連携はHightouch、Tealium、LiveRampと接続。アトリビューションはAppsFlyer、Triple Whale、Adjust、DV Rockerbox、Northbeam、Branch、Singular、Kochava、Airbridge、Tenjinが対応。高度な計測はFospha、Measured、INCRMNTAL、増分効果の検証はHaus、Measured、WorkMagicと連携する。
- ブランドセーフティは自動審査と人によるレビュー、継続モニタリングを併用。加えてDoubleVerifyとIntegral Ad Scienceと、セーフガードを第三者が独立評価するブランド適合性パイロットを始めた。
- 初期の成果として、WeightWatchersが検索広告のベンチマーク比で獲得単価を15.3%低減した例を挙げている。
集客・販売への影響
- ChatGPTの広告枠が「テキストの回答の横」だけでなく、画像生成という能動的な制作フローの中にも広がる。ビジュアル重視の商材(アパレル、インテリア、食品など)では、検索広告とは異なる見せ方の設計が必要になる。
- アトリビューションと増分効果の計測パートナーが一気に増えたことで、既にこれらのツールを使っているEC事業者は、ChatGPT経由の成果を既存のレポートに載せやすくなる。自社がどのパートナーを使っているかを確認しておくと、テスト参加時の立ち上がりが早い。
- 現時点でテスト対象は米国の一部広告主に限られる。日本の事業者がすぐ出稿できるわけではないので、いまは「どの素材があれば戦えるか」の棚卸しが現実的な準備になる。
- ラベル表示と生成画像からの分離が明記されたことは、クリエイティブ側の前提になる。広告と生成結果が混ざる形ではないため、広告単体で成立する画像とコピーが求められる。
