OpenAI API、chat-latest更新と利用ティアの3段階化
OpenAIAPIレート制限開発者向けchat-latest
OpenAIがAPIチェンジログで2点を告知した。chat-latest スナップショットがChatGPT有料プランの最新モデルを指すようになり、以後も随時更新される。並行して利用ティアが5段階から Build / Launch / Grow の3段階に再編された。
何が発表されたか
- chat-latest の更新(10月7日):
chat-latestスナップショットが、ChatGPTのPlus/Pro/Business/Enterpriseで提供されている最新モデルを指すようになった。OpenAIは本番用途にはGPT-6系の明示指定を推奨しつつ、直近のチャット改善を試す用途にはchat-latestを使えるとしている。参照先のスナップショットは今後も随時更新される。 - 利用ティアの再編(10月6日):APIの利用ティアが5段階から Build / Launch / Grow の3段階に削減された。クレジット購入総額が各ティアの最低額に達すると自動で昇格する。月次上限とモデル別レート制限は利用ティアのドキュメントで確認する。
開発者への影響
chat-latest は本番で使ってはいけないエイリアスとして扱うのが正しい。参照先が無告知で差し替わるため、問い合わせフォームの自動応答や商品説明の生成のように出力の形を前提にした実装では、ある日プロンプトの効き方が変わる。クライアント納品物では gpt-6-sol のようにスナップショットを固定し、chat-latest は手元の検証用に限定する。逆に「ChatGPTで試したときと同じ挙動をAPIで再現したい」という要望には、この別名がそのまま答えになる。
ティア再編はレート制限の前提が変わるという話で、見積もりに直接響く。段数が減ったぶん各ティアの幅が広がっており、少額課金で止まっている開発用組織が想定より低い上限に張り付く/逆に昇格が早まるといった差が出る。大量バッチ(全商品の説明文一括生成、記事の一斉リライト)を見込む案件は、着手前に対象organizationの現ティアと月次上限を実際の管理画面で確認してからスケジュールを組みたい。
補足
ティアごとの具体的な金額・上限値はチェンジログ本文には記載がなく、利用ティアのドキュメント参照とされている。
