
Microsoft広告がHubSpot連携を追加 CRMデータで配信と測定をつなぐ
マーケティング関連Search Engine Land
Microsoft広告HubSpotCRMBtoB広告運用
Microsoft AdvertisingがHubSpotとの連携を追加した。CRMのデータを使って広告配信のオーディエンスを作り、広告からリード・パイプライン・売上までをつなげて見られるようにする。あわせて最適化実験が一般提供となり、LinkedIn企業リストの上限は1,000社から1万社に拡大。SOAPからRESTへの移行期限も示された。
何が発表されたか
Search Engine Landの報道によると、Microsoft AdvertisingがHubSpotとの連携を追加した。年末商戦を前にした提供開始で、公式発表はMicrosoft Advertisingブログに掲載されている。
報じられている内容は次のとおり。
- HubSpotのCRMデータを使い、広告キャンペーンとリード・パイプライン・売上を結び付けて把握できる
- 広告側の反応をきっかけに、HubSpot側で自動的にアクションを起こせる(例: 見込み客を営業担当に割り当てる)
- CRMデータをもとにしたオーディエンスを、Bing、Copilot、Outlook、Xboxなど Microsoft の各面に配信できる
- LinkedIn の職業属性オーディエンスも利用可能
- LinkedIn の企業リストの上限が 1,000社から1万社 に拡大(対応市場で提供)
- 消費者データの利用について、EEA・英国・スイスのユーザーは対象外
- 最適化実験(optimization experiments)が検索・ショッピング・オーディエンス・P-MAXの各キャンペーンで一般提供に
- Microsoft Advertising の API 連携は、SOAP から REST へ 2027年1月31日まで に移行する必要がある
集客・販売への影響
- BtoBでHubSpotを使っている場合、広告の評価軸をクリックやフォーム送信ではなく、商談・受注の側に寄せられる。Microsoft広告はBtoBの検索面で費用対効果が出るケースがあり、CRM接続はその判断材料を増やす
- CRMの既存顧客・休眠リストを使った配信先が、検索だけでなくCopilotやOutlookなどにも広がる
- LinkedIn企業リストの上限拡大は、ABM(企業指定型)の配信を現実的な規模で回せるようになる変更
- EEA・英国・スイス向けに配信している場合、消費者データの扱いが対象外になる点を確認しておく
- 最適化実験の一般提供により、入札や予算の変更を本番で検証しやすくなる
- 自社やベンダーがMicrosoft Advertising APIを使っている場合、2027年1月31日というREST移行期限がスケジュールに入る。レポート自動化や入札ツールを内製している事業者は早めに確認したい
