Google、K-12生徒向けアカウントのAI機能を初期状態でオフへ
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Google が K-12 向けアカウントで Gemini や Google 検索などのAI関連機能を初期状態でオフにすると発表した。学校管理者が個別に有効化する運用になる。ただし「AIによる概要」や「AIモード」だけを切ることはできず、AIを全面禁止する学校では検索自体が使えなくなる。適用は2027年初めからと報じられている。
何が発表されたか
- Google が現地時間11月3日、K-12(幼稚園から高校まで)向けアカウントで、生成AI「Gemini」や「Google検索」などのAI関連機能を初期状態でオフにすると発表した。ITmedia NEWS が11月4日に報じた。
- 対象は Gemini、Gemini Notebook、Gemini in Classroom、Google検索の4つ。学校の管理者が機能ごとに有効化できる。
- Google は、学校・教師・研究者・政策立案者の意見を受けた変更だと説明している。適用時期は公式には示されていないが、New York Times によると2027年初めから。詳細は今後数カ月で学校に通知される。
- 同時に、AIが答えをすぐ示さず生徒の思考を促す「Guided Learning」機能を、検索と Google Classroom に導入するとしている。
実務への影響
注目すべきは粒度の粗さだ。Gemini を無効化して検索だけを有効にすることはできるが、検索結果上部の「AIによる概要」や対話型の「AIモード」だけを個別に切ることはできない。AIを全面的に禁止する方針の学校では、生徒が Google 検索そのものを使えなくなり、その旨のメッセージが表示される。
教育機関向けのサイトや教材を受託している場合、「生徒端末ではAI概要が出ない」あるいは「検索が封じられている」環境を想定した導線設計が必要になる。検索流入に依存した学習コンテンツは、学校ドメインからのアクセス構造が2027年以降に変わる可能性があるため、校内ポータルからの直接リンクやアプリ配布など、検索を経由しない経路を併走させる提案が現実的だ。
政治的な反発もある。ニューヨーク市のマムダニ市長は「Googleは独占的な力を使って公立学校にAIを押し付けようとしている」と批判し、Google 側は選択肢を狭めるのではなく広げる変更だと反論している。
補足
公式発表は未確認で、Google の原文リリースは未取得。ITmedia NEWS の報道に基づく。
