Google、クロールからインデックス・表示までの所要時間データを公開
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Google Search Central Live Deep Dive Europe(バルセロナ)で、GoogleのGary Illyes氏がクロール・インデックス・表示それぞれの標準所要時間と最遅ケースを数字で示した。新規URLの発見は約20時間、エンドツーエンドのインデックスは約1.5時間が標準値。コアアップデートからの回復は3〜6カ月とされた。
何が発表されたか
イベント登壇で示された標準値(typical)と最遅ケース(slowest)。
- クロール:新規URL発見 約20時間/最遅は数週間〜永遠に未発見。既知URLの再クロール 約30日/最遅は数週間〜なし。サイトマップ処理 約24時間/最遅は最大14日またはなし。
- インデックス:レンダリング 数秒〜数時間のキュー待ち/最遅は数日〜数週間。メタアノテーション 45〜90分/最遅は1〜4日。エンドツーエンドのインデックス 約1.5時間/最遅は数カ月または永遠に未登録。
- 表示:スニペット更新 1〜2日/最遅は数週間〜数カ月。タイトル更新 1〜2日/最遅は数週間〜数カ月。コアアップデートからの回復 3〜6カ月/最遅は6カ月〜1年。
- Illyes氏は「これらの処理は連鎖している。クロールされないとインデックスもされないので、遅延は積み上がる」と補足した。
実務への影響
この数字は、クライアントへの説明に使える共通の物差しになる。「タイトルを直したのに検索結果が変わらない」という問い合わせは制作現場の定番だが、標準1〜2日・最遅で数カ月という幅を事前に共有しておけば、公開直後の催促を減らせる。
特に効くのはコアアップデート後の回復期間だ。3〜6カ月という数字を最初に伝えておかないと、改善施策を入れた翌月に「効果がない」と判断されてしまう。リカバリー案件の契約期間は、この期間を見込んで設計すべきだ。
既知URLの再クロールが約30日という点も押さえておきたい。既存ページの文言修正をまとめて月1回反映する運用では、Google側の再訪問周期と重なって反映がさらに遅れる。価格改定やキャンペーン終了のように期限がある変更は、サイトマップの更新と併せて個別に送るほうが速い。
補足
公式発表は未確認。 これはGoogleの公式ブログやドキュメントでの発表ではなく、バルセロナで開催された3日間イベントでの登壇内容を第三者(We Are RoastのJohn Campbell氏)がまとめ、それをSearch Engine Roundtableが報じたもの。数値の正式な公式ソースは示されていない。
