GoogleのAIモード、航空券回答のリンクがGoogleフライトのみという検証結果
マーケティング関連Search Engine Roundtable
AIモードAIOGoogle旅行ECDMA検索流入
Search Engine Roundtable の Barry Schwartz 氏が、Google の AI モードで航空券関連のクエリを検証し「100%のケースで回答内のリンクは Google フライトのみだった」と報告した。国内線・国際線、複数の目的地で同じ傾向だったという。個人による手動テストだが、Google が自社サービスを持つ領域の構図を示す材料になる。
何が発表されたか
- Search Engine Roundtable の Barry Schwartz 氏が、Google の AI モードで航空券関連のクエリを週末に検証し、「100%のケースで AI モードの回答内に出るリンクは Google フライトのみだった」と報告した(11月3日)。
- 国内線・国際線、複数の目的地で同じ傾向が確認されたとしている。
- 元の指摘は Natzir 氏が10月30日に X に投稿したもので、Schwartz 氏がそれを追試した形。
- 記事の主眼は規制面にあり、欧州のデジタル市場法(DMA)の当局が関心を持つだろうと述べている。サイト運営者向けの示唆は記事中に明示されていない。
実務への影響
検証はあくまで個人の手動テストで、サンプル数や地域・言語の内訳は示されていない。その前提は置いたうえで、AIモードの回答内リンクが Google 自社プロダクトに寄る場面が実際に観測された点は、旅行・比較・予約系のクライアントに説明すべき材料になる。
対策としては、AIモードの回答内リンクを取りに行く施策より、指名検索と直接流入、メールやアプリ、SNSなど検索を経由しない経路の比重を上げるほうが現実的だ。Search Console の AI 関連レポートで、該当クエリクラスタのクリックが落ちていないかを月次で押さえておきたい。
他業種でも、Google が自社サービスを持つ領域(フライト、ホテル、ショッピング、金融商品の比較)では同じ構図を想定しておくのが安全だ。逆に、Google が自社プロダクトを持たないニッチ領域は、AIモードでの引用機会が相対的に残る。クライアントのカテゴリがどちら側かを見極めるのが、AIO施策の投資判断の分かれ目になる。
補足
公式発表は未確認。Google からの説明や正式なアナウンスではなく、第三者による観測の報道である。記事のメタ情報では更新日時が公開日時より前になっており、タイムスタンプに不整合がある。
