Google広告のSmart Bidding Exploration、P-MAXとショッピングにも対応
Google広告P-MAXスマート入札ROAS広告運用
Google広告の公式ヘルプに、入札の探索機能「Smart Bidding Exploration」が検索キャンペーンに加えてショッピングとP-MAX(ピーマックス)でも利用できることが記載された。目標ROASを5〜30%の範囲で任意に引き下げ、見込みのあるクエリに強く入札させる仕組みで、ターゲティングそのものは広がらない。利用には目標ROAS入札が条件となる。
何が発表されたか
Google広告の公式ヘルプ記事「How Smart Bidding Exploration for Search, Performance Max, and Shopping campaigns works」に、入札の探索機能 Smart Bidding Exploration の対象キャンペーンと挙動が記載されている。
- 対象は**検索・ショッピング・P-MAX(ピーマックス)**の3種類。Merchant Center のフィードがある場合もない場合も利用できる。
- フィードがない P-MAX では、探索は検索トラフィックにのみ適用される。
- 利用条件は目標ROAS(tROAS)入札を使っていること。
- 仕組みは、設定した目標ROASを自分で選んだ許容幅(5%〜30%)だけ引き下げ、その分アルゴリズムが有望なクエリに高く入札できるようにするもの。
- ターゲティングは変更されない。ヘルプには「部分一致キーワードを拡張するものではない」と明記されており、すでに配信対象になっているロングテールのクエリを取りこぼさないための機能と説明されている。
- 効果の目安として、1〜2回のコンバージョンサイクルで実効目標の約15%以内にパフォーマンスが収まることが示されている。
集客・販売への影響
- 検索キャンペーンで探索を試していた事業者は、同じ考え方をショッピングと P-MAX にも広げられる。EC で売上の主軸がショッピング広告になっているケースでは、影響範囲が大きい。
- 許容幅は 5% から 30% まで自分で決める形なので、まずは小さい値から始めて、ROAS の実績と件数の増減を比べる運用が取りやすい。
- 注意点は、目標ROASを意図的に下げる機能であること。目標値そのものを下げるのと同じ方向の動きになるため、ROAS を厳しく管理している案件では許容幅の設定をそのまま放置しないほうがよい。
- フィード未接続の P-MAX では検索トラフィックだけが対象になるため、期待する範囲と実際の適用範囲がずれやすい。Merchant Center の接続状況を先に確認しておきたい。
- 目標ROAS入札が前提なので、コンバージョン値の計測が整っていない場合は、まず値の計測を正しくすることが先になる。
