
Google広告のAI利用開示、カリフォルニア・韓国・ベトナムに拡大
マーケティング関連Search Engine Roundtable
Google広告AI表示義務広告規制クリエイティブMerchant Center
Google広告でAI利用の開示が求められる地域に、カリフォルニア州・韓国・ベトナムが追加された。既存のEU・インド・ニューヨーク州に続く形。ヘルプ文書には、一部地域では広告自体にAIラベルが表示されると記載されている。
何が発表されたか
Search Engine Roundtable が2026年11月5日に報じたところによると、Google 広告でAI の利用開示が求められる地域にカリフォルニア州、韓国、ベトナムが追加された。すでに対象となっていたのは EU、インド、ニューヨーク州で、今回はそれに続く拡大となる。
Google のヘルプ文書には「一部の地域では、広告自体にも AI ラベルが表示される」と記載されており、広告主が「AI で作成・編集した」と指定したアセットを使う広告について、対象地域をターゲティングするキャンペーンで可視のオーバーレイが表示されるという。
今回の変更は正式なアナウンス記事としてではなく、以下の Google 公式ヘルプの更新として確認されている。
- Google 広告ヘルプ「Use AI content label settings and disclosures」
- Merchant Center ヘルプ「Product data specification」
記事は、これらヘルプの更新日時については触れていない。
集客・販売への影響
生成AIでクリエイティブを量産する運用が一般化した結果、「どのアセットがAI生成か」を広告主が自己申告する前提の仕組みが地域ごとに増えている。実務では次の点が関係する。
- 対象地域をターゲティングしているかの確認:日本国内向けの配信だけなら直接の影響は小さいが、カリフォルニア州・韓国・ベトナム・EU・インド・ニューヨーク州を含む配信をしている場合は設定の確認対象になる。
- アセット単位での申告運用:画像や動画をAIで生成・加工している場合、どのアセットに該当するかを整理し、入稿フローに申告の手順を組み込む必要がある。
- ラベル表示を前提にしたクリエイティブ設計:広告面にオーバーレイが載る可能性があるため、文字やロゴの配置がラベルと干渉しないかを見ておきたい。
- 商品フィード側も対象:Merchant Center の商品データ仕様が併せて更新対象として挙がっており、EC の商品画像をAIで生成・加工している場合はフィード側の記述も確認したい。
越境ECや海外向けの配信を受託しているなら、クライアントごとに「AI生成アセットの有無」を棚卸ししておくのが最初の一歩になる。
