Copilot利用状況APIがBYOKと企業カスタムモデルを分離表示
GitHubCopilotBYOKAPIコスト管理
GitHubのCopilot利用状況メトリクスAPIが、持ち込み鍵(BYOK)やローカルモデルの利用を、Copilotホスト型モデルの利用と分けて報告するようになった。開発者が自分で設定するローカルBYOKと、管理者が設定する企業カスタムモデルの双方にフィールドが追加されている。
何が発表されたか
- 11月3日、GitHub Copilot の利用状況メトリクスAPIにBYOK関連のフィールドが追加された。
- ローカルBYOK(開発者が自分で設定。Copilot CLIやGitHub Copilotアプリから自分のプロバイダー鍵やローカルモデルへ直接リクエスト)向け:used_local_byok(ユーザーレベル、その日にローカルBYOKリクエストがあったか)、totals_by_local_byok(セッション・リクエスト・プロンプト・トークン数を byok_kind と surface 別に集計)、daily / weekly / monthly_active_local_byok_users(アクティブユーザー数)。
- 企業カスタムモデル(管理者が設定。GitHub経由で自社プロバイダーへルーティング)向け:totals_by_client[].totals_by_model[] の各エントリに is_custom_enterprise_model 真偽値が追加。同一モデルを両方の経路で使うと2エントリに分かれる。
- Enterprise / Organization レポートの、ユーザーレベルと集計レベル、1日版と28日版すべてに反映される。
- 既存の合計値は変わらない。ローカルBYOKはCLI・アプリの既存合計の内訳であり、カスタムモデル利用は既に totals_by_client に含まれていた。リリース以前の日付には is_custom_enterprise_model はバックフィルされない。
開発者への影響
- 「Copilotの請求に乗っている利用」と「自社の推論予算で動いている利用」を初めて分けて見られるようになる。AIコストをクライアントに請求する体制を組んでいる場合、根拠データとして使える。
- 注意点はローカルBYOKの計測精度。クライアント側テレメトリ由来なので、テレメトリ無効の環境では過少計上される。ローカルプロバイダーが利用量を返さない場合はトークン数も少なく出る。企業カスタムモデルはサーバーサイド観測なのでこのギャップはない。
- 参照には Enterprise owner / Enterprise billing manager / Organization owner、または View Copilot Metrics 権限を含むカスタムロールが必要。Copilot利用状況メトリクスのポリシー自体が有効になっていることも前提。
