ChatSense、PC作業録画+AIヒアリングでマニュアル自動作成
ChatSenseマニュアル自動生成業務効率化日本デスクトップAI
株式会社ナレッジセンスは2026年10月26日、法人向けAIサービス「ChatSense」に自動マニュアル作成機能を提供予定と発表した。PC作業の録画から手順を抽出するだけでなく、録画では捉えられない作業の目的や判断基準をAIが担当者に質問し、その回答をマニュアルに織り込む。
何が発表されたか
- 株式会社ナレッジセンス(東京都港区)が2026年10月26日18時55分に発表。法人向けAIサービス「ChatSense」の新機能。
- ChatSenseのデスクトップAIが、PC作業の録画からマニュアルを生成する。
- 新機能の要点は、録画だけでは取得できない情報をAIが補うこと。
- 作業の目的
- 担当者が判断に使っている基準
- その担当者が普段どう状況を判断しているか
- 仕組みは、録画から読み取れない点についてAIが担当者に質問し、その回答を録画由来の手順書に追記する形。画面上の操作手順と、作業の背後にある前提の両方が1つのマニュアルにまとまる。
- 現時点では「提供予定」で、具体的な提供開始日は示されていない。詳細は問い合わせ対応。
実務への影響
属人化した作業の引き継ぎは、受託側でも発注側でも常に残る課題だ。画面録画から手順書を作るツールは既にあるが、出来上がるのは「クリックの列挙」で、なぜその操作をしているのかが落ちる。そこをAIの質問で埋めるという設計は、実際に使えるマニュアルに近づく方向として理にかなっている。
Web制作・EC運用の現場に置き換えると、商品登録や受注処理、広告の入稿チェックのように「手順は単純だが例外判断が多い」業務と相性がよい。クライアントへの納品物として運用マニュアルを求められる案件では、こうしたツールを前提に工数を見積める可能性がある。
一方で、AIが引き出した判断基準の正確さは担当者の回答精度に依存する。生成されたマニュアルを別の担当者が実際に辿って検証する工程は省けない。提供時期も未定なので、現時点では選択肢として頭に入れておく段階だ。
