オークファンの相場データMCPサーバー、累計契約100件を突破
MCPオークファンECリユース相場データ
オークファンは、生成AIから過去10年・約700億件の商品販売データを照会できる「aucfan.com MCPサーバー」の累計契約が9月末時点で100件を超えたと発表した。契約の約7割が法人、3割が個人事業主で、累計の半数以上が直近3カ月の成約。10月中は初期費用10万円が無料になるキャンペーンも実施する。
何が発表されたか
株式会社オークファン(東証グロース)は 2026年10月9日、「aucfan.com MCPサーバー」の累計契約数が100件を突破したと発表した。
- 生成AIツールから過去10年・約700億件の商品販売データを照会できる MCP サーバー。商品名・型番・条件を入力すると、AI が相場情報を取得して整理する
- ジャンク品や抱き合わせ販売といった条件の除外が可能
- 用途として挙げられているのは、査定(除外ルール付きの一括価格確認)、仕入れ(ロット仕入れの値付けと入札判断)、EC(現在の相場から外れた価格の在庫の発見)、教育・多店舗運営(査定基準の統一)
- 契約は2026年9月末時点で個人事業主を含め100件超。約7割が法人、約3割が個人事業主で、累計の半数以上が直近3カ月での成約
- 取扱ジャンルはブランド品、時計、骨董・美術品、カメラ、ホビー、家電・楽器、自動車部品など。主な導入はリユース事業者で、大手リユースチェーンでは査定時間を10分以上短縮したという
2026年10月のキャンペーンとして、初期費用10万円(税別)が無料になる。条件は10月31日までの商談実施と、商談から2週間以内の新規契約。Start / Standard / Expert の全3プランが対象で、月額は非公開。
実務への影響
- MCPが「データ提供の商品形態」として成立し始めている:API ではなく MCP サーバーとして相場データを売る形が、3カ月で契約を伸ばしている。データを持っているクライアントに対して「MCP サーバーとして出す」提案が現実的な選択肢になった
- EC案件の値付け支援に直結する:相場から外れた在庫の洗い出しは、EC 運用の受託でそのまま使える切り口。Shopify や楽天の在庫データと突き合わせる仕組みを組めば、月次レポートの項目を1つ増やせる
- 個人事業主が3割という構成:小規模事業者が自分で生成AIツールに繋いで使っている。導入支援の需要が小口で分散している状態で、設定代行やプロンプト整備が受託テーマになりうる
- 費用の持ち方を先に決める:初期費用が10月限定で無料になるため、クライアント導入を検討しているなら時期の判断材料になる。月額が非公開なので、提案前に見積もりを取る必要がある
